かちのぶろぐ

何が正しいかわからなくなったらチンパンジーに学べ

February 17, 2019

過激なタイトルをみて戸惑った人もいるでしょう。

「知能で勝る人間がいまさらチンパンジーに学ぶことなどない。」 そういった声が聞こえてきそうです。

もちろん数学で分からない問題に出くわしたときには、チンパンジーに聞くのではなく先生に聞いたほうがよいでしょう。 私がここで言いたいことは、原始的なレベルのこと(例えば睡眠など)は、チンパンジーから学べることが多いということです。

私たちヒトは文明社会の中で暮らしているため、かつて暮らしていた自然界とは大きく異なる生活を送っています。 しかし、文明社会は地球の歴史に比べれば無視できるほど短く、まだ遺伝子レベルでは対応できていません。 そのため、自然界での暮らしとかけ離れてしまうと、体に負荷がかかってしまうことが容易に想像できます。

そこで、ヒトと遺伝子が近くかつ自然界で生活しているチンパンジーに着目するのです。 チンパンジーの生活に自らの生活を近づけることで、遺伝子レベルで正しい生活を送れると考えられます。

睡眠を例にとってみましょう。

「一番良い起床時間は何時なのか」という問題はよく議論されます。 朝早く起きる人もいれば昼過ぎになってから起きる人もいます。 いったいどちらが正しいのでしょうか。

朝早く起きればよいという人もいれば、早起きは逆に良くないという人もいます。 また、人それぞれ適切な起床時間は違うという意見もあります。

どちらが正しいか決めるために、チンパンジーの起床時間を調べてみましょう。 京都市動物園のホームページによると、飼育されているチンパンジーは日の出の時間に起床するそうです。 なので、少なくとも遺伝子的には、適切な起床時間は日の出の時間ということが言えそうです。

実は私も最近、この事実に基づいて日の出の時間に起きるようにしています。 普通の目覚まし時計だと毎日時間を合わせなければいけませんが、スマホアプリを用いると毎日自動でアラームを設定してくれるので楽ちんです。 私はSunrise Alarmというアプリを使っています。

はじめのうちは起きるのが大変ですが、慣れてしまえば苦なく起きれます むしろ以前よりもすっきり起きられるようになりました。 みなさんにもぜひ日の出起床を試していただきたいです。

起床時間についてチンパンジーから学べることを紹介しましたが、ほかにもチンパンジーから学べることはたくさんあると思います。 ぜひ、この機会に日ごろの生活を見つめなおしてみてはいかがでしょうか。

ではでは。


かち

吾輩はかちである。知識はまだない。