Planckキーボードの紹介
February 26, 2019
みなさんはキーボードにこだわっていますか? 私は一年ほど前からPlanckキーボードというキーボードを使っています。
Planckキーボードとは格子配列でキーの数が4×12のキーボードです。 通常のキーボードと比べキー数が40%であることから40%キーボードと呼ばれたりもします。
通常のキーボードは格子配列ではなく上下でキーの位置がずれています。 これはタイプライターのときの名残だそうで、電子化されている現在ではずれている意味はないそうです。 しかし、大勢の人がずれた状態のキーボードに慣れてしまっているため、現在でも採用されているのです。
Planckキーボードはこのタイプライターの名残を無視し、格子配列を採用しています。 格子配列か否かは些細な差のように感じるかもしれませんが、タイプしてみると違いに驚くと思います。 実際、私も最初の頃はキーの打ち間違えばかりして、全然早くタイプすることができませんでした。
逆に、格子配列のPlanckキーボードに慣れた現在、普通のキーボードのタイプでのタイプミスが多くなっています。 なので、もしPlanckキーボードを使おうと思っている人がいたら、その点もしっかり考慮してから決めると良いと思います。
それでもPlanckキーボードを選択したあなた。 沼へようこそ笑
まず最初に待ち受けているのは自作しなければいけないという壁です。 基本的には既製品はないため、キットを購入して自分で作らなければいけません。 運が良ければフリマアプリで中古品が見つかるかもしれないので、自作に自信がない方はチェックしてみるのも良いでしょう。
ただ、自作と聞いて身構えるほどは大変ではありません。 例えばOLKBで売られている基板を使えば、基板とキースイッチとのはんだ付けだけでほぼできます。 最近ではhot-swappableなものも登場しているようなので、はんだ付けすらしなくても作れます。 もちろん基板を購入しないで自分の手で配線することも可能ですが、手間を考えたら買うほうがお得だと個人的には思います。
次に待ち受けているのはファームウェアの書き込みです。 OLKBで売られている基板を使う場合はすでにファームウェアが書き込まれているため、何もしなくてもキーボードとして使えます。 実際、私もデフォルトのまま使っているためファームウェアの書き込みを行ったことはありません。 しかし、キー配列を変更するには書き込みが必要です。 やったことがないのでわかりませんが、ドキュメントがしっかりしているので、CLIに慣れている人であれば簡単だと思います。
以上、Planckキーボードの紹介でした!
吾輩はかちである。知識はまだない。